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小鳥の骨折|小さな命を守るために知っておきたい基礎知識

小鳥の骨折|小さな命を守るために知っておきたい基礎知識


 

インコはとても軽くて骨が細く、わずかな衝撃でも骨折してしまうことがあります。特にセキセイインコやオカメインコなどの小型種では、放鳥中の事故やケージ内での転倒が原因になることが多いです。

今回は、インコの骨折の原因・症状・治療・予防法について解説します。


🐥 インコが骨折する主な原因


  1. 放鳥中の衝突事故
    • 窓ガラスや壁への衝突
    • カーテンレールや家具への激突

     

  2. 踏みつけ事故
    • 床に降りているのに気づかず踏んでしまう

     

  3. ケージ内での事故
    • 足場の不安定な止まり木
    • 高さのある場所からの落下

     

  4. 他のペットとの接触
    • 犬や猫との接触事故

    🩺 骨折したときの症状


  • 片足を浮かせている
  • 羽を広げたまま閉じられない
  • 不自然な方向に曲がっている
  • 出血している
  • 元気消失・食欲不振

※鳥は痛みを隠す生き物です。少しの異変でも注意が必要です。


🏥 治療について


インコの骨折は、早期治療が非常に重要です。なぜかというと、骨が変な方向に曲がったまま、骨と骨の間が結合組織になったり、仮骨化するからです。

主な治療法としては、

  • テーピング固定    
  • ギプス固定          ・・・鳥の場合は、この方法が現実的です。
  • 外科手術(ピン固定など)   ・・・一番治りが良いですが、麻酔のリスクや難易度からお勧めはしません
  • 安静管理

鳥類は骨の治癒が比較的早いですが、適切な位置で固定されないと変形したまま治ってしまうことがあります。

自宅で無理に触ったり固定しようとするのは危険です。すぐに鳥を診察できる動物病院へご相談ください。
ご予約はこちらから
https://maps.app.goo.gl/cSpYu2JQafXPfurAA?g_st=ipc

 

実際の症例


文鳥の脚の骨折のレントゲン写真
お子さんが誤って踏んずけてしまって、すぐに来院した文鳥です。左脚の黄色線の部分が骨折して、変な方向に曲がっています。
飼い主さんと相談し、麻酔下で固定することになりました。

▼一か月ほど治療した結果
文鳥 骨折した左脚を治療した結果、治った写真
完全に元通りではないですが、日常生活に支障のないくらいまでになりました。
鳥の固定は外れやすいので、たびたび固定が外れましたがその度に足を運んでいただき根気よく治療できた成果です。

🏠 ご家庭でできる応急対応


 

病院へ行くまでにできること:

  • 暗く静かな環境に置く
  • 保温
  • 無理に動かさない
  • 小さなキャリーで安静に

骨折を防ぐための予防対策


 

  • 床に降りる習慣がある場合は十分注意
  •  止まり木の安定性を確認
  • 他の動物と接触させない

インコは骨が空洞構造(含気骨)で軽量なため、見た目以上にデリケートです。

まとめ


インコの骨折は決して珍しくありません。

しかし、早期発見・早期治療で予後は大きく変わります。

「ちょっと様子がおかしいかも?」

そう感じたら、早めに動物病院へご相談ください。
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